新しい事に挑戦するということはとても勇気がいることですので、自然と「できるかどうか?」を考えてしまうと思います。しかし、仕事だけではなく多方面において結果を出す人は、その考えに影響されずに挑戦をしたからこそ成果につなげることができていると言えます。それぞれの方が様々な感情を抱いていると思いますが、「できないかもしれない」とは考えないということです。
今回は、新しいことに挑戦して結果を出す人の2つのポイントを挙げたいと思います。
先人を真似する
完全なる未開拓分野での挑戦でない限り、自分ひとりの独学で挑戦して結果を出そうとすることは賢明ではないでしょう。大抵の場合、同じもしくは似たような領域で成果を出している先人がいます。
私はバレーボールをしていたので、スポーツに例えてみましょう。初めてバレーボールをしてみようとする時、まずはルールを学び、自分のボールの扱いが正しいかどうかなど、やり方を誰かに教わると思います。どのスポーツでもそうですが、誰も参考にせず自分のやり方が正しいと思ったまま間違ったクセがついてしまっては、時間や労力を無駄にすることになってしまいます。
しかし、仕事は別物と考え、すべて自分のやり方でやってみようとする人が多いようです。大切なのは、参考にできる先人を見つけ、可能であれば直接教えてもらうことです。そして徹底的に真似ましょう。理想は、自分がやろうとしていることにおいて、結果を残している人が良いです。自分がその人から学びたいと思うか、相性が合うか、という点も見て判断することをお勧めします。
新しい習慣を身につける
新しいことに挑戦して結果を出すためには、それに向けて必要な新しい習慣を身につけることが重要です。PDCAという言葉をご存じでしょうか?PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことで業務を継続的に改善していく手法のことです。自分の仕事をこれに当てはめてひたすら繰り返すことで、必要な日課を習慣化していくことができます。
ただ、新しいことを取り入れていくことは簡単ではないと思いますので、どんどんスケジュールに入れてしまって、やるべき業務を把握すると良いでしょう。例えば、先人からアドバイスをもらう時間帯や曜日を決めて、定例的に実行していくなどです。PDCAサイクルを早く回せば回すほど、業務改善のスピードも早くなります。
いかがでしたでしょうか?目印にする人がいること、やることが明確であることは、新しいことに挑戦する不安を払拭してくれるはずです。チャレンジ精神をもって、やりたいことにポジティブに挑戦していきましょう!