多くの人の選択のテーマとなる「賃貸」と「購入」の比較です。

永遠のテーマなので、結論づけるのは難しいですが、日本の持ち家率が60%程度なので、

やや売買の方が人気という状況です。

今回は、「賃貸と購入の特徴」、「支払い総額」、「購入のタイミング」の3つのテーマにまとめました。

ご状況によってベストの選択は変わってきますので、

その際の参考や、現在の暮らしの把握にもお役立ていただければ幸いです。

COMPARISON ~賃貸と購入の特徴~

賃貸

◎初期費用や維持費が少なく済む

◎引越しなど、ライフスタイルの変化への対応が容易

◎設備のメンテナンス等は必要ない

購入

◎資産として残る

◎リフォームなども自由に出来る

◎高齢になった時、ローン返済後は負担が少ない(費用はかかります。税金・メンテナス等)

◎万一の場合でも支払いの保険がある

◎永住仕様のため頑強な構造が多く、設備も高品質

◎ピアノやペットなど、マイホームであるため比較的自由度が高い

賃貸と購入の一般的な特徴を比べてみました。人によって違った視点からの良し悪しがあるかと思いますが、

主に上記のような点が挙げられることが多いです。

COMCOST ~支払い総額~

次に、30歳で物件を購入して、65歳になるまでの支払い額の推移を見ていきたいと思います。

賃貸の場合 ※支払例

月額家賃(共益費別):300,000円

30歳

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35歳 家賃総額 18,000,000円

40歳 家賃総額 36,000,000円

65歳 家賃総額 126,000,000円

『物件は財産にならず、定年後の家賃は年金から。』

購入の場合

※支払例 ※物件価格・借入114,800万円/35年ローン/変動金利0.537%/元利均等返済の場合

月々返済額(管理費別):299,884円

30歳

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35歳 支払総額  17,993,094円

40歳 支払総額 35,986,080円

65歳 支払総額 125,951,280円 ←☆支払い完了☆

『物件は財産となり、老後の住宅ローンはゼロ。』

※税金やメンテナンス費用、建替え費用は別にかかります。

TIMING ~購入のタイミング~

購入するなら早い方が良いです。

最近話題になった老後2000万円問題、

加えて私の年代はほぼ年金をもらえない世代だと言われています。

20年後、30年後のことはわかりませんが、60歳・70歳になって、

今以上のパフォーマンスで仕事を続けるのは誰もが不安だと思います。

また、住宅ローンの平均完済期間が15年程度だということを考えると、

気力・体力が充実している期間に購入してしまうのが、賢い選択かと考えています。

ここ数年は不動産価格の高騰もありますが、住宅ローン金利が信じられない程安いこともあり、

同じ金額支払い、購入した方が広い家・利便性の高い場所に住めることから、

住宅購入ニーズが高まっているのが、都心の大きな流れです。

年代・ニーズに合わせて住替えが、以前より簡単にできる時代になってきました。

ぜひ、資産価値が落ちにくい場所で購入してください。